第104回「「バイオプラスチック」開発の現状と今後の課題」【講師:猪俣勲氏】
バイオプラスチックは日本では地球温暖化の問題とともに、その時々で注目されては忘れられていくという状況が続いている。最大の課題はコストであり、これが普及のネックになっている。EUは技術資産を国力と考えバイオプラスチックの 開発に熱心である。猪俣氏は日本でもこうしたアプローチが必要ではないかとされている。講演はかなり専門的ではあっ たが最新の世界的な動向も含めてレベルの高い内容であった。今回の出席者は15名とややコンパクトながら、参加者か らは活発な質問が出され、盛況のうちに終了した。