第143回「スターリングエンジン」【講師: 濱口 和洋氏、高見 弘氏】
- 日時 : 2025年11月19日(水) 15時00分~16時30分
- 参加方法: 会場及びZoom方式によるハイブリット方式で開催します
- 会場 : 品川区中小企業センター会議室
オンライン参加の方には、開催日前日までに事務局からZoom方式による招待メールを送ります。
講演 1 「スターリングエンジンとは?」
- 講演者 : 濱口 和洋氏
- 講演抄録
実用スターリングエンジンの動作原理について解説する。また、現在実用化されているスターリングエンジンを紹介し、その特徴を解説するとともにその実用例を提示する。併せて、スターリングエンジンの今後予想される展開にいて説明する。 - 講演者略歴
1981年3月 明治大学大学院工学研究科博士課程単位取得満期退学
1986年3月 工学博士(明治大学)
1989年2月 北海道職業訓練短期大学校(現・北海道職業能力開発大学校) 教授
1997年4月 明星大学教授
2003年8月 経済産業省原子力安全・保安院/発電設備技術検査協会:電気施設技術基準機能性化適合調査構造検討会(SE)主査(2004年4月まで)*SE⇒スターリングエンジン
2006年9月 NEDO/JFE電制(株)「廃食用油・木屑両用発電実証試験事業」評価委員会委員長 (2007年3月まで) * スターリングエンジン利用システム
2020年4月 明星大学名誉教授
2020年1月 NPO法人日本スターリングエンジン普及協会副理事長
2022年1月 NPO法人日本スターリングエンジン普及協会理事長
講演 2 災害時にも電気とお湯が供給できる太陽光とスターリングエンジを併用した移動式電源車のご紹介
- 講演者 : 高見 弘氏
- 講演抄録
多様なバイオマス燃料を使うことができるスターリングエンジンと太陽電池を組み合わせ、災害時にも電気とお湯を供給できる軽自動車型ハイブリッド電源車を開発した。スターリングエンジンへの熱流量を電気で制御する装置を開発し、安全・安定そして高効率な運用に成功している。現在、いろいろな場所でデモを実施し、足湯温泉などを提供しつつ、地球環境問題や災害対策について一緒に考え、啓発活動も行っている。さらに、この電源車は、カーボンオフセットの性質を有することから平時において、地球温暖化抑制やエネルギー資源の節約を実現することが可能である。
現在,実用化と普及に向けて安価なシステムの開発も進めている。 - 講演者略歴
1985年3月 九州大学大学院工学研究科電気工学専攻修了
1985年4月 山口大学, 工学部 電気工学科, 文部教官・助手
1993年3月 九州大学, 工学部 電気工学科, 文部教官・助手
1995年4月 九州大学, 大学院システム情報科学研究科, 文部教官・助手
2000年4月 九州大学, 九州大学大学院システム情報科学研究院, 文部教官・助手
2005年4月 芝浦工業大学, 工学部・電気工学科, 助教授 (2007年より職名変更により准教授)
2008年4月 芝浦工業大学, 工学部・電気工学科, 教授
学位 : 博士(工学) 1992年2月,九州大学
研究分野 : 電気工学(パワーエレクトロニクス,電力工学)
外部嘱託委員等: 電気学会半導体電力変換研究会 幹事補佐
一般社団法人 スマートエネルギー産業振興機構 副会長
NPO 日本スターリングエンジン普及協会 理事
皆様のご参加をお待ちしております。