プラント事業部とは

プラントエンジニアリング支援

SEFのエキスパート構成

プラント事業のサービス　

1. プラント設計技術　

• 顧客の要求仕様書（ITBなど）からリスク項目（落とし穴）を抽出し、その予防処置、解決方法を提言します
• FS、FEED設計、見積設計、基本設計、詳細設計等々、各設計フェーズの要レビュー項目を設定し、レビューを実施。問題の予防処置、是正処置を提言します
• 3D CAD統合設計（土木建築、機器、配管、電気計装・・・）の適切な推進方法と具体的手法を明らかにし、誰もが容易に取り組めるようにします
• プラント運転の要となるフィールド機器（センサー、操作端）からシステム設計（制御監視、設備監視、安全規制対応）へ及ぶ全体のレビューを行い、その最適化を図ります
• SEFの人的、組織的ネットワークを活用し、設計～工事の一括遂行ができるよう、その体制作りを行います

2. プラント資材・機材調達業務　

• 顧客仕様書やベンダーリストをレビューし、過度な要求事項の排除、新たなベンダー採用の提言を行います 
• 国内外のベンダー情報収集を行い、その情報を提供します 
• 設計部門とベンダー間の調整を行うと共に、ベンダー図書（仕様書、図面類）の承認状況を確認し、工程遅延なきようウォッチします 
• 製作～検査～出荷に至る工程をウォッチし、遅延を未然に防ぎ、工事工程に支障なきよう必要な対策をとります
• 近年、急速に進化している計装近代化へのベンダー対応力をレビューし、実務遂行時の障害とならぬよう、その情報を提供します　　　

3. プラント建設技術　　

• 工事工程からさかのぼって設計及び調達の工程をレビューし、工事が計画通りに進められるかのレビューを行います。またそのような工程作りに協力します 
• 工事担当会社の情報収集を行い、当該工事に適した会社であるか否かの情報を提供します（財務体質、建設機械、職人の動員力、実績など） 
• コンストラクションITへの対応力をレビューし、必要に応じ工事会社の教育・指導を行います。主に品質管理、進捗管理、安全管理が対象です
• 建設工事～試運転への移行が円滑に進められるよう、その手順、動員計画のレビューを行います
• 中東、アジアを含む海外のプラント建設に適した、信頼できる工事担当会社の情報も提供します

4. プロジェクト遂行管理技術　

• 建設工事～試運転への移行が円滑に進められるよう、その手順、動員計画などのレビューを行います
• 顧客～請負会社間の契約が適切なものとなっているかのレビューを行います。追加請  求などが適切に処理なされるかなどのチェックも行います
• プラントの3大管理項目、「工程管理、品質管理、コスト管理」を始めとしプロジェクト遂行計画が適切になされているかのレビューをします。計画策定にも参加し、最適化のための提言をします
• プロジェクト進捗率30%、60%、90%のように要所々々で監査（オーディット）を行い、結果の報告と必要な是正処置を提言します

5. プラントソリューション業務　

• プラントの建設は実際には、上述の「設計～調達～工事」が複雑に絡み合い、一様ではありません。例えば下記のような事業形態においてもSEFはフレキシブルに対応いたします。
• SDMを伴うプラントの改造、及び増設プロジェクト
• 運転監視システムの近代化プロジェクト
• 運転監視制御システムの最新化・最適化プロジェクト
• プラントのスマート保守システムの確立
• プラントの最適なHSE体制の確立
• プラントのDX計画の推進

6. 企業の海外進出支援　

• 顧客の海外進出計画をお聞きし、進出達成までのシナリオをご一緒に検討させていただきます。アドバイザーとして、そのシナリオに基づき作成する「計画書」の立案に協力します 
• 進出国に対する情報提供を行い、進出先決定の判断材料を提供します。必要に応じ、現地調査、関連企業紹介、進出手続きなどへの協力を行います 
• 実務に必要な海外規格、言語（英語）、契約方法についてアドバイスします

7. 社員教育・研修及び講義

• プラントを構成する要素技術（化工プロセス、土木・建築、回転機、圧力容器、配管、電気、計装・・・）を、SEFスペシャリストが教育・研修します
• プラントの遂行技術（見積、詳細設計、建設工事、試運転・・・）を、SEFスペシャリストが教育・研修します 
• 教育・研修はプラント実務に沿ったカリキュラムとし、即戦力の社員育成を目指します

SEFのプラント事業遂行体制

SEFは「プラント事業部」を独立させ、その実行体制を強化しています。国内外のプラント事業において中心的な役割で実務に精通した、経験豊富な技術者（エキスパート）が多数在籍する組織、対象プロジェクトの要求や特殊性を充分に考慮した最適なメンバーを選定し、チーム編成を行い顧客の要請に応える体制を整えています。

業務の遂行方法

• 駐在型：仕事の規模が大きく、顧客ご担当者の皆さまとのお打合せ頻度が多い場合、また資料などが多い場合、皆様の執務場所に駐在することで業務の効率化を図れる場合はこの形態をとります。 
• 持帰り型：顧客ご担当者の皆さまとのお打合せが少なく、業務資料を持ち帰りさせていただくことでSEFにて自己完結で業務が遂行できる場合はこの形態となります。
• リモート型：インターネットを介してのお打合せ、資料授受のみで業務を遂行できる場合はこの形態となります。　　　
• いずれの形態においても、必要に応じて顧客の執務場所での会議や確認には対応いたします。

契約の方法

• 契約は業務委託契約を原則と致します。SEFが組織として責任を持って業務を遂行することをお約束します。顧客様には、SEFが選定した業務担当者のご承認をいただきます。 
• 報酬金額の設定は、①定額の月払い、②（暫定）定額からの実労働時間を考慮した補正方式による月払い、などが基本 となりますが、詳細は都度ご相談させていただくものとします。
• NPO組織としての活動ですので、人件費と運営管理の必要諸経費で構成したご請求となります。ここに利益項目を加えることは想定しておりません。顧客様のご予算に合わせるべく努力いたします。