教育支援

主に企業内「社員教育」、「社内講演」、「企業向け一般講演」、「大学での講座」などにより、SEFの専門知識、知見を提供いたします。

社員教育

AI、Iot、ISO研修講義、環境設備運転・保全講義(エンジ会社・地方公共団体)
機器部品設計講義(化学機械製作メーカー)
リスクマネージメント講義(業界団体)
機器・電機・計装理論講義、実習指導(専門大学)

事例1 S社 2017年「エンジ会社の契約の落としどころ」
「化学メーカーのIoT戦略と方向性」
「保全員の高齢化に関する化学メーカーの取り組み」
「食品プラント等での粉体プロセス」
「ビジネス界の後輩に送るエール」
「エンジ会社との契約条件の落としどころ」
「実践ビジネス英語。簡単にスマートに」
事例2 TK社 2017年「IoTの現状と将来」
「海外プロジェクトのコストマネジメント」
事例3 K社 2008年「安全管理」、「工事安全・工場操業安全推進講座」
事例4 TN社 2017年「IOT時代の事業成功の秘訣」
事例5 Y社 2019年「計装エンジニアリング講座」
事例6 T社 2020年「未然防止」

講演・講義・(エンジ・化工分野) 

実績例1

  1. エンジ会社との契約条件の落としどころ。エンジ会社が求める契約:譲れる条件、固執する契約
  2. メーカのプロジェクト遂行能力を上げるためのプPM力とは、エンジ会社のPM力の神髄と肝。
  3. 化学メーカーの今後のIOT戦略と方向性。
  4. 保全員の高齢化と人材確保困難に伴う、化学メーカーの今後の保全に対する取り組み。
  5. 粉体プロセスを主体とする食品プラントに関する知見を得たい。
  6. どんなビジネスシーンでも通じる英語力とは
  7. 管理職の役割

実績例2 エンジニアリング分野

  1. プロジェクトマネジメント・・・・概要、契約、組織、計画、スケジュール・品質・設計・調達・建設管理
  2. 不確実性分析 ・・・主要事業性評価⼿法とリアルオプション
  3. リスク・マネジメント・・・リスク事例、リスク分析、リスク評価
  4. モンテカルロシュミュレーションによるリスク解析・・・EXCELによる確率分布、SOLVER、実例多数
  5. 経済性評価の方法について・・・・原価⽐較法 改良投資の経済性評価
  6. EPC契約&EPCM契約 &EPS契約・・・・基本要素、諸類型、主要条項、一般条項
  7. スケジュール管理とWBSについて・・・・・・・・スケジュールプランニングの概念
  8. FSとFEED・・・投資前評価としてのFSの進め方、FEEDの進め方
  9. エンジニアリング産業論 ・・・エンジニアリング産業の歴史

実績例3 化工設計分野

  1. プロセス設計・・・化学プロセスの概念と分析、プロセス構築と最適化、プロセス性能の分析
  2. 化工設計 物性推算 について・・・状態方程式、エンタルピー、フェガシチー、活量、化学平衡
  3. 化工設計 物質収⽀・・・基礎編 & EXCELで作成するIPA精製工程
  4. 化工設計 管内流動について・・・Newton・非Newton流体の粘性、管路圧損、ポンプ設計
  5. 化工設計 伝熱・・・伝導伝熱、対流伝熱、輻射伝熱 & ピンチポイント法
  6. 化工設計 反応・・・基礎編、EXCEL反応速度式の同定
  7. 化工設計 蒸留・・・McCabe-Thirle作図法、最小還流比と最小理論段数
  8. 化工設計 計装・プロセス編・・・プロセス計装設計、自由度、Holdup、代表的なユニットの制御
  9. 化工設計 液相吸着・・・吸着等温線、吸着式、吸着速度、破過曲線、吸着圏長さ
  10. スケールアップ⼿法 ・・・基礎編、TBRのスケールアップ、スケールダウン

3 大学講座

大学等での教育講座を実績

2020「モノづくり分野におけるIoTとAIの最新動向と今後の方向」
「IoT実践入門」
2019「ものづくり分野におけるIoT活用技術とAI活用技術」
「IoT実践」
2018   「ものづくり分野におけるIoT活用技術講座」
2007-2012「シーケンス制御実習」、「ネットワーク工学実習」、「ソフトウエア工学」
「情報理論」
「計算機実習」
「高周波回路設計理論」、「高周波工学」
「計測・制御工学実習」、「センサ工学」
「機械保全実践技術」、「機械保全」

実践ビジネス英語 「どんなビジネスシーンでも通じる英語力とは?」

経緯

E社(海外機器販売・エンジ会社)より社員教育強化とともに本社、子会社、グループ各社の連携強化施策の一環としてセミナー開催の依頼があり実施した。

内容

講師は海外ビジネスの最前線で海外営業、契約業務、海外建設現場GM,海外設計会社社長などを経験し、国内での通訳資格を持つ会員です。講師は自身のビジネスに於ける英語経験を交え、以下のテーマに従い話し合いました。

1.講演テーマについて (どんな場面でも通じる英語?)

•どんな場面でも通じる日本語はあるか?
•米国人学生はビジネスシーンで英語を駆使できるか?

2.英語で困ったこと(私の経験事例、問題はどこに?)

•困ったこと(判らない、知らない、発音、相手)
•勇気づけられたこと(アメリカ人も英語が解らない!)

3.英語は何のために必要か どんな英語を望むか?

•コミュニケーションが不可欠→相手と理解し合う、目標に向かう。
•どんな英語を望むか?→流暢さ、正確さ、説得力?

4.ビジネスにおけるコミュニケーションとは?

•全体感の把握、方向感が大切(どういう展開を期待する?)
•相手は誰、何を伝えたい?

5.大切なことは - 皆さんの中にある

•もっと大事なこと!自分自身を知ること。何を伝えたいか?
•気持をこめて伝えること。誠意と熱意はどの場面でも必要

6.上達法はあるか? - 王道はない!

•英語を学ぶ質と量を高め、維持するのみ
•楽しむこと、慣れ親しむ、時間を費やす、継続学習

今後の展開

海外ビジネスの最前線で活躍した講師から自分自身のビジネスシーンでの英語経験を交えた英語上達法について、セミナーを開催します。

海外ビジネスの最前線で活躍した講師から自分自身のビジネスシーンでの英語経験を交えた英語上達法について、セミナーを開催します。

エンジニアリング会社の契約 「エンジ会社との契約条件の落としどころ」

経緯

E社(海外機器販売・エンジ会社)より社員教育強化とともに本社、子会社、グループ各社の連携強化施策の一環としてセミナー開催の依頼があり実施した。

内容

教育の背景、狙い 
サプライヤーがエンジニアリング会社へ纏まった数量と品目の一括納入契約をするときにはTerms and Conditions(契約条件書)の交渉が必須です。最近ではプロジェクトや調達部だけでなく法務部までをも含めた確認打合せとなります。この時に弱い立場であるサプライヤーは発注者(エンジ会社)が予定している交渉での落としどころを知っていれば話し合いがしやすくなります。即ちエンジ会社側の持つ本音と落としどころを教示してもらうことが狙いです。

以下のような項目に着目し、エンジ会社の立場と本音を理解した上での上手な契約成立について講義します。

  • エンジ会社が契約交渉で譲れる条件、譲れない条件は其々何か
  • エンジ会社のビジネスモデル
  • エンジ会社の求める納期、品質条項の理解、さらにエンジ会社の調達業務
  • エンジ会社との契約交渉を円滑・有利に進めるにはいかにするか 

*講師はエンジ会社に長く勤務し、多くのプラント建設業務を経験した会員です。

Ⅰ. エンジ会社とは?・・・ビジネスモデル

■プロジェクトマネジメントとは 

■エンジニアリング産業の売上動向、業種別売上高

■エンジ会社は、PM力で、工期・品質を守って、薄利を確保する

Ⅱ. エンジ会社のEPC契約の納期・品質条項とは?
  • 納期遅延、品質不良は、エンジ会社の収益を大きく左右する
  • プラント建設EPC契約条項、納期・品質条項
Ⅲ. エンジ会社の調達方法
  • EPC段階のプロジェクト予算は精度が高い! 積算精度と手法
  • 調達は、実績を重視しないと大変なことになる!
  • コスト/納期/品質のどれが大事?
  • 調達業務の基本的流れ・・・調達管理とは
  •  調達契約に反映すべき主契約項目
Ⅳ. 事例紹介

 欧州化学企業の中国プロジェクトの実例

今後の展開

講義が役立つ対象会社へのセミナー

  • エンジ会社に装置・機器・資材を納入する会社
  • エンジ会社・エンジ会社に関係する会社
  • 海外に進出している・計画している会社
  • 海外調達をしている・計画している会社

プラント輸出のプロポーザル業務とコストマネジメント

経緯

TS社(エンジ会社)より輸出業務・海外調達に不慣れの為、海外案件の対応と社員教育の依頼があり実施した。
輸出業務は国内取引の場合と比べて下記の様々なリスクがあります。(JETRO HPから) 

  1. 国が違う……異なる言語、制度、商習慣、政治・経済状況
  2. 取引通貨が違う
  3. 取引相手が見えづらい
  4. 輸送距離が長い
  5. 商品受取と代金支払いに時間差がある                  

内容

A. プラント輸出(プロジェクト)のプロポーザル業務支援

下記のような項目でプラント輸出のプロポーザルの業務支援を行います。

  1. 海外顧客から受領した引合い仕様書(技術、商務)の読解。
  2. 引合い仕様書の内容について、当社対応力やコスト、リスクの視点で留意事項、デビエーション(仕様変更)事項を抽出し、リストに纏める。
  3. 留意事項とデビエーション事項をプロポーザル担当者に提供・説明する。
  4. 2項に基づき、案件の遂行フォーメーションや調達プランの策定に参画する。
  5. プロジェクト工程表のチェック(又は作成)と社内関係者へのアドバイス実施。
  6. 検査・試験計画書(ITP=Inspection & Test Plan)のチェックと社内関係者へのアドバイス実施。
  7. 海外調達機材等のQCD管理体制についてアドバイス実施。
  8. プロジェクトの見積コストやリスク対応コストのチェックとアドバイス実施。
  9. テクニカルプロポーザル(技術仕様書)の内容チェックとアドバイス実施。
  10. コマーシャルプロポーザル(見積書と商務条件仕様書)の内容チェックとアドバイス実施。
  11. 顧客との折衝、サプライヤや協働パートナーとの折衝に関しアドバイス実施。
  12. その他、採算確保の視点でプロポーザル業務全般にアドバイスを行う。
輸出における書類と情報および貨物の流れ(出典 JETRO HP)

B. プラント輸出におけるコストマネジメントの教育支援  

下記のような項目でプラント輸出のコストマネジメントの教育支援を行います。

  1. 海外プロジェクト(プラント建設)に特有な事項
  2. プロジェクトインフルエンスカーブ / 受注時利益率の変動 
  3. 海外立地プラント(ターンキー)のコスト構成  
  4. プロジェクトの実行組織 
  5. コストマネジメント上の主な管理ポイント(受注前、受注後)
  6. 海外調達業務とベンダー管理(QCD)
  7. 為替変動リスクの回避・軽減策 
  8. 予算超過防止と変更管理
  9. コミュニケーション 
  10. ボンドと各種保険(輸送、工事、試運転、試運転後) 
  11. 海外各国の規制
  12. 安全保障貿易管理と貿易保険 

今後の展開

本支援・講義が役立つ対象会社へのセミナー、業務支援があります。

  • エンジ会社・エンジ会社に関係する会社
  • 海外に進出している・計画している会社
  • 海外調達をしている・計画している会社

「安全で安心できる食品」を供給する食品工場(粉粒体食品)

経緯

E社(海外機器販売・エンジ会社)より社員教育強化とともに本社、子会社、グループ各社の連携強化施策の一環としてセミナー開催の依頼があり実施した。

講義内容

講義タイトル「安全で安心できる食品」を供給する食品工場」(粉粒体食品)、講師は粉粒体食品プラントを計画・建設・運転・メンテを経験した会員

1. 建物全体の防虫・異物対策 

「工場のあるべき姿」として下記5項目を取り上げた。

  1. HACCP手法を取り入れた工場
  2. 高品質・高効率生産の工場
  3. 快適な職場環境を持つ工場
  4. 環境に配慮した工場
  5. フレキシブルな工場

2. HACCP(Hazard Analysis and Critical Control  Point)「危害分析重要管理点」

日本では、1994年に製造物責任法(PL法)が制定され、1998年に食品製造業者におけるHACCPの普及を支援する目的で、「食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法」(HACCP手法支援法)を公布、施行した。2020年6月から食品を取り扱う事業者全てに対してHACCPに沿った衛生管理の義務化が開始され、2021年6月からHACCP導入及び運用の完全義務化されます。

HACCPシステム適用のための12手順 (7原則)
  1. GMP(Good Manufacturing Practice) 「医薬品適正製造基準」
  2. 総合的害虫管理システムIntegrated Pest Management
  3. 異物を出さない、混入させない工場の設計コンセプト
  4. 計画での留意点
  5. 適切なゾーニング計画
  6. One Way Flowの実現
  7. サニテーション
  8. トレーサビリティの流れ
  9. バーコードによる管理
  10. コンテナシステムの概要
  11. インライン異物除去装置
  12. 結び
コンテナシステムのブロックフロー

今後の展開

講義が役立つ対象会社へのセミナー、業務支援

  • 粉粒体食品プラントを計画・建設・運転・メンテに関係する会社
  • HACCPの導入を計画している会社